今回はVS Codeを使ったMuleアプリケーション開発についてやってみたいと思います。今まではAnypoint Studioを使っての開発でしたが、念願のVS Codeを使った拡張機能が出ることで、使い勝手がよかったらワンチャン乗り換えもありかな〜と思いメモとってみました。
VS CodeからAnypoint Extension Packをインストール
VS Code上でMule開発を行うためには、拡張機能からAnypoint Extension Packをインストールする必要があります。
拡張機能からインストールしましょう。
インストールが完了すると、Muleアイコン(Anypoint Code Builderのアイコンらしい)が現れます。
Anypoint Platformへログイン
拡張機能を入れたら、Anypoint Platformとの連携のためログインをしましょう。Mule関連のコマンドは[表示]→[コマンドパレット]から「MuleSoft: 〜」で始まるものがMule系のコマンドになります。「MuleSoft: Login to Anypoint Platform」でログインができるようになります。
ログインするとExchangeなどのAnypoint Platformの機能連携ができますので、必ずしておきましょう。
Anypoint Extension Packの各機能
Anypoint Extensionは以下の拡張機能が含まれています。どういう感じのものがざっと見てみました。
拡張機能 | 用途 |
---|---|
API Extension | Design Centerとの同期やAPI仕様の取り込み |
APIkit Extension | スキャフォールディング(エンドポイントの振り分けみたいなもの)をサポート |
Integration Extension | Muleアプリケーションの開発、フローを描いたり表示したり |
Platform Extension | Anypoint Platformとの連携をサポート |
Dependencies Extension | Anypoint Code Builder の依存関係 |
DataWeave Extension | DataWeaveの書き方をサポートしてくれるツール |
MUnit Extension | MUnit Testをサポートするツール |
パッとみた感じはDesignerやMUnitの機能が備わっていそうなので、フローの設計〜単体テストまでは何となくできそうなイメージです。Anypoint CLIはないものの、VS Codeなので、CLIとの相性は良さそうなのかなという気がしています。
今回は短いんですがここまで。次回はDesignerから早速使ってみたいと思います。
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