前回はVS CodeからAnypoint Platformを扱える拡張パッケージを導入してみました。今回はデザイン設計をVS Code上からやってみたいと思います。
VS CodeからAPI Designerを使用する
まずはVS CodeからAPI仕様を作成してみます。
Anypoint Code Builderアイコンから「Design an API」を選択します。
API仕様の概要を入力します。ここはDesign Centerで最初に入力するプロジェクト情報と同等の画面ですね。
プロジェクト情報を入れると、ワークスペース内にAPI Designのプロジェクトが作成され、RAMLやOASを記入していく形になります。こちらはブラウザのDesign Centerと違ってインデントや入力候補などの入力補助機能がないので、若干Design Centerよりは使いずらいです。まだRAMLなどの書き方に慣れていない人はDesign Centerの方が使いやすいですね。
なのでVS Code上ではテキストでゴリゴリ書くような形になります。
記述が終わったら、コマンドパレットから「MuleSoft: Publish API Project to Exchange」でExchangeにアップすることができます。バージョンなどを聞かれますが、問題なければExchangeにPublishされます。
ちなみに、Anypoint Platform上のDesign CenterにはPublishしたAPI仕様は表示されないようです。Design Centerとは別管理みたいですね。
もし、Design Centerに取り込みたい場合は、「Import form File」からramlファイルをインポートしてあげればOKです。
次回、API Implementを使ってみる
API Design機能はVS Codeで使用可能なのが分かりました。次回は実際にAPI Implementでフローの実装をしてみましょう。
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