今回のテーマは聞き慣れないData.comについて。
Data.comとは?
おそらく大半の人は聞いたことがないか、使ったことがないんじゃないでしょうか。
Data.comとはDun & Bradstreet社が管理する数百万件近くの企業情報が提供できるサービスです。
日本でいう帝国企業データバンクみたいな感じですね。
これをSalesforce上から検索することができ、検索したものを取引先や取引先責任者として管理したりすることができます。
一応 Developer Editionでも使える
Data.comの機能は実はDeveloper Editionで使用することができます。
タブの中に含まれており、そのまんまの名前ですが「Data.com」から使用可能です。
あとはこの画面から会社名なり業種なりを選択して検索かければ、Dun & Bradstreet社が誇るビックデータが表示されることでしょう。
機能を使用するには、Data.comのライセンスが割り当てられる必要があります。
でも、致命的な弱点として、日本の企業に対しては一切登録がされていません。
個人情報保護法とかの法律の壁があるからなんですね。
冒頭で使ったことがない人が多いというのも、この理由なんでしょう。
冷静に考えて、人レベルである取引先責任者の情報も筒抜けとはちょっと怖いですね。
Data.comの機能
Data.comが提供している機能は以下のものがあります。
機能というよりは、製品扱いとなっているらしいです。
Data.com プロスペクタ
Dun & Bradstreetが持っている取引先および取引先責任者(リード)を検索します。
検索で得た取引先などのレコードは、Salesforceの取引先・取引先責任者・リードへ追加することができるらしいです。
Data.com内で管理している項目(70個以上あるらしい)を使用することができます。
Data.com Clean
Data.comのデータをSalesforceの取引先・取引先責任者・リードに対して完全な状態に反映します。
いわゆる同期です。
クリーンとついているので何かを消すイメージですが、そういうわけではなく綺麗にするという意味のクリーンになります。
Data.comがマスタデータ扱いなので、こちらが正しいという前提となり、同期方向は常にData.com→Salesforceになります。
どういったときに使うの?
ここまでは、実はData.comを知ってもらうための前フリ。
このブログは試験対策というていで書かせてもらっているので、気になるのが試験のポイント。
Data.comというのは企業に対するビッグデータですから、使い道としては顧客データを正確に保つという一点に尽きます。
取引先や取引先責任者(リード)に対して、データを正確に保ち精度を上げることがData.comの使い方となります。
よって、今回のポイントはそこだけ!
まとめはナシです。
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