肩身が狭くても、私たちChatterユーザライセンス !

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Salesforceユーザではないユーザ

Salesforceにはご存知のように、チャット機能であるChatter機能があります。
Salesforceユーザであれば、誰でも使うことができますが、Salesforceのユーザでなくても、以下ライセンスを使用することで、Chatterの機能を使用することができます。

  • Chatter External
  • Chatter Free
  • Chatter Plus(Chatter Only)

それぞれのChatterライセンスについて

Chatter External

Externalは外部という意味なので、社外ユーザに対してのChatter用のライセンスとなります。
当然社外の人を対象としているだけあって、社内の機密情報を見られるのはマズイので様々なアクセス制限がされています。

社内のユーザから招待されたグループのみの会話とファイルが共有されます。

Chatter Free

こちらは、Chatter機能のみが使用できる社内のユーザになります。
とはいえ、こちらもChatter Externalほどではありませんが、アクセスが制限されており、ユーザやプロファイルといった一部Chatterで使うオブジェクトを除けば、全てのオブジェクトへのアクセスはできません。
Chatterの対象となるのは、公開されているグループに対して可能となります。

力は弱くても、一応社内のユーザなので、Salesforceユーザに昇格させることも可能です。
(逆はできない)

Chatter Plus(Chatter Only)

Chatter Onlyとも言います。
Plusだとパワーアップした感がありますが、Onlyだと弱体化した感がありなんとなくしっくりきませんね(笑)。

こちらも社内ユーザ用のChatterライセンスであり、Plusがついているだけあって、アクセスできる範囲が増えています。

具体的には以下内容が参照可能になります。

  • 取引先および取引先責任者
  • カスタムオブジェクト(10個まで)
  • カレンダーと行動
  • コンテンツライブラリ
  • アイデアとアンサー
  • ワークフロー

カスタムオブジェクトもアクセス可能なので、一気に幅が広がった感じですね。
標準オブジェクトも取引先、取引先責任者が可能になっていますが、リードや商談は見れないままなのでそこは間違いないように。

Chatterユーザの作成

Chatterユーザを作成するには、2つの方法があります。

招待機能

Chatterの招待機能を使用して、ユーザを招待します。
Chatterの画面から「同僚を招待」でユーザの作成が可能です。
Chatterの画面から同僚を招待する

ユーザを招待するためには、プロファイルの「Chatterに顧客を招待する」権限が必要になります。
同僚の招待にはプロファイルの「Chatterに顧客を招待する」権限が必要

システム管理者が直接作る

システム管理者の神様権限を使えば、Salesforceユーザを作るのと同じ感覚でChatterユーザも作成ができます。
ユーザと作る過程で、ユーザライセンスをChatterユーザライセンスに指定すれば作成可能です。
システム管理者はユーザ作成時にChatterユーザライセンスを指定する

まとめ

  • Externalは社外ユーザ、FreeとPlusは社内ユーザ
  • Chatter Plusユーザは取引先、取引先責任者、カスタムオブジェクトの参照が可能(リード、商談はできない)
  • Chatterユーザの作成は招待機能かシステム管理者が直接ユーザを作成する

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