MacでWordテンプレートの作成が可能か確かめてみた

Dyamicsのノウハウを共有したい今日この頃。
でも、僕のPCはMacなので、動作に制限があったりでなかなか検証が進まないんですよね。。。

プラグインの作成はなんとか出来たけど、他でもできるかをやってみました。

結論から言うと、MacでのWordテンプレート作成は出来ませんでした。
この先を見ても有用な事は書いていませんので、お急ぎの方は違うページをお探しください。

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今回はWordテンプレートを作る

今回はDynamicsのWordテンプレートをイチから作成できるのかを検証してみました。
Wordテンプレート作成においては、当然Wordも必要になるんですが、僕が使用しているWordは以下のものになります。

Word 2016 for Mac

まずは、Windowsの手順に倣って、Wordテンプレートを作成してみます。

Wordテンプレートのダウンロード

まずは、Wordファイルにエンティティの情報を持ったテンプレートが必要になります。

早速、Dynamicsの画面から。
今回は取引先のWordテンプレートを作ることとします。

取引先のフォームで、リボンメニューから[Wordテンプレート]→[テンプレートのダウンロード]を選択。
Wordテンプレートのダウンロード
対象のエンティティを選びます。
テンプレート対象のエンティティを選択

ここちょっと説明文が分かりづらいのですが、早い話がこうです。
1:N の関連付け→エンティティから見て子のエンティティ
N:1 の関連付け→エンティティから見て親のエンティティ

今回は取引先企業といっしょに、担当者も一覧として出力するので、エンティティに「取引先企業」(デフォルトで選択されているはず)、1:Nの関連付けに「取引先担当者」を選びます。

エンティティを選んだら、ダウンロードしましょう。

Wordファイルがダウンロードされるはずです。
Wordテンプレートのダウンロード

これでテンプレートのダウンロードは完了です。

ダウンロードしたWordファイルからテンプレートを作成

ここからはWordの世界。

ダウンロードしたWordファイルを開きます。
テンプレートのWordファイルを開く
このように空っぽのWordファイルです。

ここにエンティティのフィールドを差し込んでいくわけですが、Microsoftの手順に沿うと、Wordの開発メニューからフィールドを差し込んでいくことになります。

なので、Wordに開発のメニューを表示させたいとことですが。。。

開発タブが出ません。

そのため、Wrodの環境設定から「リボンとツールバー」を選択し、表示をONにしようとすると。
Word環境設定のリボンとツールバー

なんと、全体がグレーアウト。
Office 365 Subscriptionじゃないと出来ないとか。
リボンとツールバーの操作が不可

開発タブはで出ないのかと試行錯誤してみると、
環境設定の「表示」から、「[開発]タブの表示」にチェックを入れると、
Word環境設定の表示を選択
開発タブの表示をオンにする
この通り、開発タブが出ました!
開発タブの表示

あとは、XML マッピングウィンドウでフィールドを差し込むだけかと思いきや、何とXMLマッピングウィンドウが出てきません(汗)。
XMLマッピングウィンドウがない

同じ悩みを持った人がいないか色々と調べていると、こんな一文を目にしました。

The XML mapping feature is not available in Excel for Mac. You need to do that in Excel for Windows.

要は、Excel for MacではXMLマッピングウィンドウが使えないのでWindowsにしてねと言う意味です。
これはExcel for Macでの話ですが、きっとWordでも同じことが言えるでしょう。
MacじゃXML マッピングウィンドウが出ないんですね。
完全に詰みました。。。

求ム!Macでの環境充実

と言う事で、MacでのWordテンプレート作成は出来ませんでした。
おそらくExcelテンプレートも同じ事でしょう。

MicrosoftさんにはWindowsと言うキラーコンテンツがあるのであまりMacを推し進めるメリットがないのは承知の上ですが、WindowsとMacの両方できるってのはやっぱ贅沢なんでしょうかね。
Salesforceやっていた人間としては、Dynamicsはまだその辺が出遅れている感じがします。

Dynamics
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