Einsteinボットを使ってみよう

前回はEinsteinについて簡単に概要を述べましたが、ここからは実際の設定となります。
今回はEinsteinボットの設定となります。

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チャットの有効化

まずは準備作業としてチャットを有効化します。
Lightning Experienceからサービスの設定を選択。

チャットを有効化するために、左のメニューから「チャットの設定」を選択。

「チャットを有効化」にチェックを入れて保存。
(これを設定しないと「無効なオブジェクト参照: Livechattranscript。」というエラーが出る)
サービス設定からのチャットの有効化

Einstein ボットの作成

チャットが有効化できたので、今後はボットを作ります。
設定の「Einstein ボット」を選択。

「Einstein ボット」をオンにします。
Einsteinボットの有効化

ボットが作成できるようになるので、「新規」ボタンで作成。
Einsteinボットの新規作成

作成はダイアログから設定します。

今回はスクラッチからボットを作成します。
スクラッチからボットを作成

ボットの名前と言語を設定します。
ボットのカスタマイズ

最初に出てくるメッセージとメニューを編集します。
ここは後からでも変えられるので、デフォルトのままでOK。
ボットの挨拶文入力

最後にチェックが入り、問題がなければ作成されます。
確認完了後にボットが作成される

コミュニティを作成する

チャットボットを組みこむコミュニティを作成します。

まずは設定の[コミュニティ設定]からコミュニティを有効化とドメインを設定をします。
コミュニティ設定

新規コミュニティを作成する際、カスタマーサービスを選択し、「使用を開始」する。
コミュニティはカスタマーサービスを設定

コミュニティのURLはあとで使用するためコピーしておきましょう。

チャット設定

作成したボットを早速試してみたいところですが、まだまだ下準備が必要です。
作成したEisteinボットから「プレビュー」→「チャットを設定」を選択。
作成したボットからプレビューのチャット設定

ダイアログが表示されるので順次設定していきます。
顧客とのチャット開始

チャットキューを作成します。
「キュー名」と「このグループに名前を付ける」を任意の名前に設定します。
ユーザには自分のユーザを「+」ボタンで追加しておきましょう。
チャットキューの作成

エージェントのチャットの作業負荷を調整はデフォルトのままでOK。
エージェントのチャットの作業負荷を調整

WebサイトURLに先ほど作成したコミュニティのURLを設定します。
httpsも含めて設定すること。
Webサイトでチャットを設定

種別は用途に応じて選択しますが、ここでは「サービス」を選択しましょう。
チャットの種別を選択

オフラインサポートはオフのままでOK。
作成するとコードスニペットが表示されるのでコピー。
Trailhead Playground環境ではすでにチャットを組み込むコードが組まれているのでスルーでOKです。
コードスニペットが表示される

プレビューを使用する

チャットの設定まで完了すると、Einsteinボットビルダーに「Chat with an Expert」が表示されるので、ここを押すことでチャットボットが使用可能になります。
プレビューからのチャットの利用

名前を入れて「チャットを開始」することで、チャットが表示されます。
名前を入れてチャットを開始

チャットボットの表示

まだボットの脳みそが空っぽの状態で何を入れてもキョトンとした反応となっていますので、次回は作成したボットにロジックを組み込んでみる設定をしていきましょう。ボット自体は不完全な状態

Einstein
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