今回のテーマは見積機能
今回のテーマは見積機能。
見積というと、営業でも開発でもよく使うので複雑そうなイメージがありますが、試験で問われるポイントはそれほど多くないのでさらっと覚えておきましょう。
まずは有効化から
見積機能はデフォルトで無効化されているため、まずは有効化します。
設定の[見積設定]でチェックを入れればOKです。
見積を使う
いよいよ見積機能を使用。
見積は商談と関連していますので、商談の関連リストから表示・作成することになります。
実際に有効化した時、商談ページレイアウトに関する設定も表示されたかと思います。
こちらは標準の関連リストなので、普通に新規から作成が可能です。
見積機能には以下の特徴があります。
PDF化
これは実際経験ある人も多いと思いますが、見積書を電子データ上で処理することはまずないです。
紙で出力するか、もしくはPDFで処理してやりとりするケースが多いのではないでしょうか?
Salesforceの見積機能にもPDF出力機能が用意されており、見積の「PDFの作成」からPDFが出力されます。
なお、PDFのレイアウトは設定の見積にある[テンプレート]から項目の配置が可能です。
テンプレートの設定自体はページレイアウトと同じような操作感なので特に難しくはないでしょう。
PDFで作成した見積は、履歴管理が可能です。
見積の関連リストに作成したPDFが保存されるので、ここから確認が可能です。
作成したPDFをメールで送ることも可能です。
その際、メールも活動の一環なので、活動履歴として記録されます。
商談との同期
もう一つの機能が同期化。
見積と関連付いた商談と双方向で同期されます。
見積画面の「同期の開始」を押すことで同期可能です。
同期の開始を押した瞬間は、見積の内容が商談へ反映されますが、
双方向なので、このように、商談を変更した場合は、同期中の見積に反映されます。
同期するのは、商談と見積の内容だけでなく、見積の見積品目と商談の商談商品も同期されます。
1つの商談に対し、複数の見積を作成することはできますが、双方向同期なので同期対象となる見積は1つしか設定できません。
そうしないと、データの整合性が保たれませんからね。
何が同期されているかは、見積の関連リストの「同期中」の欄にチェックが付くので、それで判断するといいでしょう。
まとめ
- 見積の使用には有効化が必要
- 見積機能にはPDF化と同期機能がある
- PDFは履歴管理できる
- 同期は商談と双方向で同期されるが、対象は1つの見積だけ
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