Salesforce 認定上級 Platform デベロッパーの選択式試験について、合格のためのアドバイスについて、いくつかあげてみたいと思います。
受験前にやること
まず、受験前に必ず受験ガイドを一読して試験範囲を確認しましょう。
それと、もう一つ重要なこととして、先にトレイルヘッドでの課題をクリアしてから選択式試験を受験することを強くオススメします。トレイルヘッドの課題で、Lightningを含むプログラム実装で確実に技術がつきますし、トレイルヘッドは無料で何度でも失敗がきくので、受験料を払ってテストするまでにやるべきことをやって万全の状態
どうやって勉強するの?
Salesforce 認定上級 Platform デベロッパーの試験対策として、
- リファレンスガイド
- トレイルヘッド
- 推奨コースの受講(有料)
このあたりが勉強材料になってくるかと思います。ただ、トレイルヘッドやコース受講などは試験に特化した内容とはなっていないため、上級の試験となると心許ないかもしれません。
上記のマニュアル系だけでなく、時には先人たちの知恵や経験なども借りて少しでも知恵をつけること。また、実際にDeveloper環境などで検証してみて、事実を自分の目で確認することこそが合格への近道となります。何よりも、論より証拠です。
試験を受けてみて
先に白状しておきます。
実は私は一度選択式試験に落ちています。
私が不合格となってしまった理由としては、以下の原因が考えられます。
合格のための道筋をつけられていなかった
受験ガイドには試験範囲とその分野の出題比率も一緒に記載されています。
例えば、「ロジックとプロセスの自動化」という分野は、割合が33%のため、計算上は20問程出題されることになります。逆に、「デバッグツールとリリースツール」という分野は割合としては5%のため、全体の約3~4問程しか出題されない計算になります。
試験での合格点は60問のうちの63%以上なので、38問以上が合格圏内です。逆にいうと、20問は落としても良い計算になります。
こういったことを踏まえた上で、「ロジックとプロセスの自動化」は出題数が多いので、重点的に勉強する、「デバッグツールとリリースツール」は捨てるといった星勘定をして計画立てて勉強することが重要です。
このへんを意識せずに、無計画に勉強してしまったということが、敗因の1つであったと思います。
業務経験やトレイルヘッドの内容で事足りると思っていた
上級の試験を受けるということで、ある程度業務でSalesforce開発の経験を積んでいたこともあり、何となく、Aというケースに対し、Bというアプローチを取るのがベストというのが頭の中にありました。が、それだけだと甘かったようです。
上級の試験ともなると、かなりマニアックな内容まで踏み込んで出題されることが多く、リファレンスやトレイルヘッドでも解説しない様な内容まで多々出題されます。
単純な正常ケース以外にも
- ベストプラクティス以外にベタープラクティス
- エラーケースの時の例外
といった、細かい内容まで把握しておく必要があります。
これから受験を考えている方へ
私のような失敗をして欲しくないため、少しでもこのブログで合格の手助けになれればと思っています。
難しく、道のりも長い試験ですが頑張ってください!
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