SNSと連携せよ! ソーシャル取引先、取引先責任者、リード

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SNSと連携する

今回のテーマはソーシャル取引先、取引先責任者、リード。
やはり、時代が時代なのでSNSとの連携が必要とされる機能になってきています。

今回はSalesforceの取引先、取引先責任者、リードとSNSを連携させることがテーマとなります。
これも標準機能で使用可能で、手順もそれほど難しくはありません。

SNSとの連携設定

まずは、Salesforce側の設定から。

組織側で有効化の設定をします。
設定のソーシャルメディアから[ソーシャル取引先、取引先責任者、およびリード]を選択。
ソーシャル有効化の組織設定
ここで組織全体の有効化および、各媒体での有効化をチェックします。
デフォルトでは有効化されているかと思います。

現時点ではTwitterとYoutubeしか出来ないようですね。
(以前はFacebookも出来たんだけど)

SNS連携は組織単位だけでなく、個人単位でも設定が必要です。
私の設定から[私のソーシャル取引先と取引先責任者の設定]から同じように有効化します。
個人単位でのソーシャル有効化設定

有効化すると、取引先、取引先責任者、リードのレコード参照画面にTwitterとYoutubeのアイコンが出てるかと思いますので、ここをクリック。
今回はTwitterを例にとります。
取引先画面のTwitterやYoutubeのアイコン押下

アイコンを押すと、Twitterのログインやアプリ認証が問われるので、有効化しましょう(Twitter側の設定となります)。
Twitterと連携する場合はアプリ認証を許可する

無事、連携がされるので、あとは適当にユーザを検索してあげればそのユーザのツイートが表示できます。
Salesforceから連携したTwitterの表示

試験出題のポイントは?

以上、連携の設定について述べましたが、これはSales Cloud対策として書いているので肝心のポイントはどこになるか?

それは、以下の2点に尽きます。

  • ソーシャルのプロファイルはSalesforceに保存されない
  • 表示できるレベルは接続側プロファイルの公開設定に依存する

まずは、1点目について。
SNSから取得した、ユーザや会社のプロファイル情報は、Salesforce内の取引先レコードなどに保持する機能はありません。
アクセスする度にSNSの最新情報を持ってくるような仕組みになります。
SNSのプロファイル情報はSNS側の持ち物になるので、当然といえば当然ですね。

続いて、2点目について。
多少難しい言い回しをしていますが、要はSalesforce内でシステム管理者だろうと、新入社員だろうとSNSで参照できるレベルは接続したSNS側のプロファイルに依存、つまりTwitterなどからログインしたユーザのレベルに合わせて表示されるということです。
Salesforceのシステム管理者がTwitterのヘボユーザを使っていれば、当然公開範囲が限られてきます。
また、Twitterなどはユーザによって公開設定が定められており、場合によってはフォローしたユーザしか見れないなどの設定になっていることもあるので、接続したユーザがフォローされていなかったら、当然公開設定はTwitterに依存するので、ツイートが見れないことになります。
SalesforceユーザとSNSユーザは別モノなので、そこの表示レベルが違うよという話です。

試験対策については、この2点を暗記してしまえばOKです。
SNS連携については普及率が高いため、設定方法についても覚えてしまって損はないでしょう。

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