ポータル上でPowerBIを表示
PowerBIのレポートをポータルに表示する方法は3つあります。
- LiquidテンプレートでPowerBIレポートを表示
- Power BI レポートをWebに公開
- Power BI Embeddedを使用してアプリに埋め込み
今回はAzureは使用しないので、Power BI Embeddedでの検証はしていません。
上記2つについてのPower BI表示を確認したいと思います。
LiquidテンプレートでPowerBIレポートを表示
Liquidテンプレートを使用してPower BIのレポートを表示する方法です。
まずは、ポータルにPowerBIの表示を有効化する必要があります。
ポータルの管理画面で、[Power BI 統合の設定]→[Power BIのビジュアルを有効にする]で有効化します。
次にレポートのURLを取得します。
Power BIからレポートを開いて以下URLを取得しましょう。
今回表示するのはこのレポート。
これをポータルのページに取り込みます。
ポータル管理の[Webテンプレート]から新規でレポートを作成し、Liquidテンプレートで以下のPower BIレポートを表示するコードを記入します。
{% powerbi authentication_type:“認証方法” path:“レポートURL” %}
authentication_typeはPowerBIの認証方法を使用します。
今回はPower BI Azure Active Directoryでの認証を使用するため「AAD」を指定します。
詳しくはこちら。
pathには先ほど取得したレポートのURLを指定します(?以降のパラメータは不要)
このWebテンプレートを使ったWebページを使用すると、ポータルはこのように表示されます。
Power BI レポートをWebに公開
こちらはPower BIのレポートを公にしてしまう方法です。
Power BIでレポートを表示した状態で、[ファイル]→[Webに公開]からレポートを公開します。
公開するとこのようにURLとiframeのコードが発行されます。
これで、URLを知っていれば誰でもレポートの参照が可能になります。
あとは、発行されたIframeをWebページのコンテンツ部分に貼り付けることでレポートの公開が可能です。
IframeでなくLiquidテンプレートで公開レポートを表示させることも可能です。
Webテンプレートで以下のようにコードを入力します。
ここでの認証はanonymousになります。
{% powerbi authentication_type:”anonymous” path:“レポートURL” %}
ここで使用するレポートURLは公開時に発行されたURLになります。
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