分割払いにはスケジュール商品を使用する
売上を管理するのは、商談オブジェクトになりますが、商品や契約によっては分割払いや日割りでの支払いになるケースもあるかと思います。
その時は、スケジュール商品という機能を使用して収益や数量に対して複数回に分けて管理する事ができます。
スケジュール商品の設定は商品単位で
まずは、スケジュール商品の設定から。
分割払いが可能かどうかの設定については、商談に対してではなく、商品に対して行われます。
設定の商品の中の[商品スケジュール設定]からスケジュール商品を有効化します。
分割単位は数量か収益かのどちらかになります。
数量であれば、10個を1個ずつ10回に分けて、収益であれば10万円を10回に分けて1万円ずつといった分け方ができます。
全商品に対して有効化するかのチェックはお好みで。
チェックをいれなかった場合は、商品ごとにスケジュール商品の使用可否を設定する必要があります。
そのため、商品のタブからスケジュール商品対象となる商品を選択し、編集画面で有効化するチェックボックスがありますので、数量・収益それぞれに対してスケジュール商品対象かどうかをチェックします。
有効化した商品は、次にデフォルト値を設定します。
これは、商談や見積に追加した場合に、デフォルトの分割回数や期間などのスケジュール商品作成におけるルールを定義しています。
収益10回分割払いを日単位で実施する場合の設定はこうなります。
ここで定義するのはあくまでもデフォルトのスケジュールですので、商談や見積によって変更がある場合には、コメントにもあるように、
デフォルトのスケジュールは、商談または見積にこの商品を追加した時に適用されます。必要に応じてその商談または見積ごとに再定義することができます。デフォルトでは、商品の商品 提供日がスケジュールの開始日となります。デフォルトの収益スケジュールは、商品の合計金額が収益になります。
それぞれのスケジュールタイプにおいて、商品金額を指定回数に分割して計上したい場合には、スケジュールタイプから [分割する] を選択します。また、商品金額を指定回数繰り返して計上したい場合は、スケジュールタイプから「繰り返す」を選択します。
商談や見積から再定義をしてあげましょう。
設定は以上で、次に商談にスケジュール商品を作成する手順です。
商談からスケジュール商品を作成する
まずは、商談の商品の追加で、スケジュール商品対象となっている商品を選択
数量と提供日を指定。
追加された商品(商談商品)を参照すると、このようにデフォルトのスケジュールにしたがって日割りで10分割されています。
これを、変更したい場合は、「再設定」から
再度スケジュールの設定をし直せば
このように、新しいルールで適用されます。
また、分割払いではなく、スケジュールタイプを「金額/数量を指定回数分繰り返す」を選択した場合、
このように同じ商品の同じ数量を回数分購入することになります。
まとめ
手順こそ説明しましたが、スケジュール商品について押さえておくポイントは「商品に対して有効化する」この一点に尽きます。
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