[SFDC vs D365]アプリケーションの設定を行う

ようやくフィールド設定が終わりました。
まだ、アプリケーションそのものを動かしていないので、動かせるところまで進めます。
今後は画面レイアウトの設定…と思いきや、まだアプリケーションに命を吹き込んでいないので、アプリケーション側でメニューを表示させる設定をします。

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こういうメニューを作りたい

いずれも、「NPBデータ管理」というアプリケーションで作成しているので、アプリケーションから、球団と球場のメニュー構成を作ります。
所属選手は、球団からの登録する仕様として、今回はメニューには入れません。

アプリケーションのイメージはこのような感じです。

アプリケーションに球団と球場を追加

前回はアプリケーションを作成するところで終了して、肝心の中身は何も設定していなかったので、作ったエンティティを登録します。

Salesforce側

球場タブの作成

アプリケーションはタブの集まりで構成されているため、タブの登録がないとアプリケーションに追加ができません。
なので、カスタムオブジェクトである球場タブを作成します。
[設定]→[作成]→[タブ]から、カスタムオブジェクトタブ欄の新規を押します。
あとは、新規カスタムタブ画面からオブジェクトに球場を選択して次へ進めばOKです。
タブスタイルはお好きなものを。

今はセキュリティは考慮しないため、ステップ2〜3はデフォルトのままでOKです。

ステップ3では作成したタブをどのアプリケーションに追加するかの設定なんですが、後からアプリケーションの設定を行うので、どちらでもいいです。
(デフォルトでは追加になるので、作成時点でタブが表示されているはず)

アプリケーションにタブを追加

[設定]→[作成]→[アプリケーション]から、以前作成した「NPBデータ管理」のアプリケーションを編集します。

タブの選択のところで、「取引先」と「球場」のタブを選択されたタブに追加します。
ラベル名変更していますが、「球団」はデフォルトの「取引先」になっているので間違えないように。

これで保存すればOKです。

Dynamics側

サイトマップ設定

ソリューションから、[モデル駆動アプリ]のNPBデータ管理を選択します。
サイトマップの鉛筆マークから、メニューの構成を以下のように設定します。
サブエリアにはエンティティの球団と球場をそれぞれ指定します。

保存したら、公開を忘れないように
これはDynamicsあるあるなので、常に公開癖をつけておきましょう。

セキュリティロールの設定も忘れない

サイトマップを作成したら、公開以外にもセキュリティロールの設定が必要です。
[設定]→[マイアプリ]から

NPBデータ管理アプリの「…」の部分をクリックしてロールの管理を選択します。

ここで、このアプリを使用できるロールを選択します。
デフォルトではシステム管理者以外全部OFFになっているため、ちょいハマりポイントになります。
ソリューション上からではないため、僕も最初の頃はよく迷子になりました。
これで、アプリケーションが表示されることでしょう。
このアプリケーションは統一UIで作成されており、Webで見ても、スマホ・タブレットで見ても同じ画面構成になるのが特徴です。


アプリケーションキャッシュクリーナー

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