前回はマーケティングメールにおいてのサブスクリプションセンターの作成を実施しました。
マーケティングメールの作成の前に
すぐさまメールの作成に取り掛かりたいところですが、もう一つ準備作業があります。
マーケティングメールに合わせたコンテンツ設定を作成します。
コンテンツ設定はメールに動的テキストを挿入できる設定値みたいなものです。
メールに記載する住所やボタンやリンク押下時のリンクを設定することができます。
コンテンツ設定は左メニューのマーケティングテンプレートの[コンテンツ設定]から作成可能です。
画面のように住所やURLは手入力ができますが、その中でもサブスクリプションセンターはメールのリンク先を示すのに使用されます。
こちらは必須となっていますので、前回作成したサブスクリプションセンターを指定しましょう。
マーケティングメールの作成
いよいよメール本文の作成です。
メニューの[マーケティング電子メール]の[新規]から作成します。
デフォルトでいくつかサンプルがあるので、それを参考にしてもいいでしょう。
今回はブランクから作成しましょう。
件名や本文に取引先担当者やそれに関連する項目の埋め込みが行えます。
例えば、本文中に取引先担当者の氏名を入れる場合は、編集支援のアイコンを押下して、
動的コンテンツで取引先担当者→リレーションシップがありません→氏名を選択。
このように{{}}で囲まれたものが項目埋め込みのコードになっているので、編集支援を使用しなくても、エンティティ名.フィールド名を指定すればOKです。
メールを作成する上で押さえておくべきポイントは本文中に住所とサブスクリプションセンターへのリンクが必須となります。
コンテンツ設定でも必須になっていましたよね。
なので、住所とサブスクリプションのリンクを入れましょう。
まず、住所は本文中にコンテンツ設定の値を埋め込むようにします。
こちらも編集支援を使用して埋め込みます。
エディタの編集支援を使うと便利です。
本文編集中にタグのようなアイコンを選択します。
サブスクリプションセンターのリンクは、リンクを配置したいテキストを選択してクリップのアイコンを選択。
リンクのダイアログ内に編集支援のアイコンが出るので、
動的コンテンツのコンテンツ設定のサブスクリプションセンターを選択。
件名や本文を編集したら、[エラーの確認]でチェックします。
前述した住所とサブスクリプションセンターへのリンクが含まれていないとエラーになります。
必要に応じて[テスト送信]をして見栄えを確認しておきます。
エラーチェックがOKであれば、[ライブに移行]して有効状態にしましょう。
次回やること
勘のいい方は気づかれたかもしれませんが、まだコンテンツ設定とマーケティングメールに繋がりがない状態なので、「メール内に設定したコンテンツ設定ってどこを参照してるの？」って思った方も多いはず。
実はここまではメールマーケティングにおける材料を揃えただけに過ぎません。
あとは、これらを動かすためのフローを顧客体験を使用して作っていきます。
ここで今まで作ったものを纏め上げて一つの線になります。
コメント