一人でも生きていける! 個人取引先について

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個人取引先とは

個人取引先とは、その名の通り取引先が法人ではなく、個人の扱いになっている取引先のことです。
自営業などの個人事業者に対して適用することができます。
この、個人取引先企業の最大の特徴は取引先と取引先責任者が一体となっていること

個人取引先の設定

Salesforce組織内で個人取引先を使用するためには、自力ではできません。
Salesforceに問い合わせをして有効化をしてもらう必要があります。
そして、一度有効化すると無効化ができないので注意してください。

個人取引先有効化には以下の準備が必要です。

組織IDの取得

問い合わせにあたり、どのSalesforce組織かを判断してもらうため、組織IDが必要です。
組織IDは、[設定]→[管理]→[組織プロファイル]→[組織情報]から確認可能です。
Salesforce組織IDの取得

取引先レコードタイプの作成

有効化にあたり、取引先レコードタイプが必ず1つ必要になります。
レコードタイプを作成した状態で新たに個人取引先用のレコードタイプを作成してもらう必要があります。

[設定]→[ビルド]→[カスタマイズ]→[取引先]→[レコードタイプ]から作成します。
ここで作成するレコードタイプは個人取引先用のレコードタイプではありません。
一般的な法人用のレコードタイプとして作成してください。

事前に取引先に法人用のレコードタイプを作成しておく

取引先と取引先責任者のアクセス権を合わせる

個人取引先で取引先と取引先責任者を一体とするわけですから、取引先・取引先責任者の両方にアクセス権がないといけません。
プロファイルで両方参照権限が付与されていること、共有設定で取引先と取引先責任者のアクセス権が連動していることを確認しておいてください。

取引先と取引先責任者のアクセス権を合わせる

準備ができたら問い合わせ

上記準備を完了したら、Salesforceに問い合わせします。
問い合わせのUIが変わったりするため、ここでは割愛しますが、ケースから問い合わせを行い、組織IDを記載した上で設定をカスタマイズしてもらいます。

個人取引先有効化後は

Salesforceから個人取引先を有効化したもらったら、取引先タブから個人取引先が作成できます。
個人取引先用のレコードタイプを選択して、同じ要領で作成すれば、取引先と同時に(ユーザの意図しなくても)取引先責任者が作成されます。

取引先責任者の項目が入った、取引先画面と捉えておけば良いと思います。

試験で問われること

Sales Cloud コンサルタントでは、設定の手順はそれほど重要ではく、覚えておくべきこととしては、取引先と取引先責任者がセットで作成されるという所を押さえておけばOKです。

作成には、個人取引先のレコードタイプを作成しますが、レコードタイプの割り当てなどは通常のレコードタイプと一緒なので扱いとしては同じになります。

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