しばらくご無沙汰していたDynamics関連の投稿です。
というより、全然やっていなくて、環境すら作っていなかったのでいい加減スタート地点に立ちたいと思います。
<2020年01月 追記>
こちらの記事は旧UIでの設定のため、情報が古いです。
最新のセットアップ手順はこちらの記事にありますので参照ください。
作成の前に注意点を
Dynamicsも無料で環境を作成することができますが、Salesforceと違うところは期間が30日と決まっています。
無料の範囲内という前提でお話しすると、30日の期間の延長が可能です。
→試用期間を延長する場合はここから
延長の期間含め、最大60日の期間の中で、カスタマイズをしたりプログラムを組んだりしないといけないため、それほど期間に余裕がありません。
まずはOffice365から作る
トライアル版のDynamics環境を作るには、まずはベースとなるOffice365から作成する必要があります。
始めに、Office 365 Enterprice E3のページに入ります。
ページは都度変わるので、URLや画面が変わることがあります。
リンク切れになったら「office365」「無料トライアル」という語句で検索をかければトライアル版作成のページに行けるかと思います。
Office 365 Enterprice E3のサイトから「無料試用版」をクリックします。
必要事項を記入します。
ユーザーIDの作成画面で、ユーザーIDとパスワードを入力します。
認証コードが求められるので、携帯などの電話番号を入力し、指定された認証コードを入れます。
これでOffice365へのログインが可能になります。
いよいよDynamicsのセットアップ
続いて、Office365上からDynamicsのセットアップをしていきます。
手順が割と多く、ボタンが小さかったりするので、見落とさないようにしましょう。
まずは、Office365にログインすると、システム管理者が使用できる管理のアイコンがあるのでそれを押します。
左にメニューがあるので、「課金情報」から「サービスを購入する」を選択します。
ちなみに、今回はトライアル版でやりくりするので、実際に購入する訳ではありません。
購入リストの中に、「Dynamics365 Customer Engagementプラン Enterprise Edition」という製品があるので、カーソルを当てると、「無料試用の開始」というボタンが表示されます。
それを押します。
これで、Office365上にDynamicsがインストールされました。
このままでは今のユーザーにDynamicsを使用できるライセンスが付与されていないので、ライセンスを付与します。
ホームに戻り、アクティブなユーザーを選択します。
Dynamicsを使用したいユーザーを選択します。
製品ライセンスの「編集」リンクを押下します。
「Dynamics 365 Customer Engagement Plan Enterprise Edition」をオンにします。
オンにすると、いろいろな機能がオンになりますが、こちらはお好みで。
分からなければ、デフォルト(全てチェック)でもOKです。
チェックをつけたら「保存」を押します。
これでDynamicsが使えるようになりました。
管理者メニューから管理センターにDynamics365を選択します。
セットアップ画面が出るので、「該当なし。組織をカスタマイズしない。」にチェックをしてセットアップの完了を押します。
任意のサービス選択でも問題ありませんが、今回は余分なサービスを含めないようにするため、該当なしを選択しています。
セットアップが完了し、Dynamicsにログインできました。
デフォルトで営業ダッシュボードの表示が出るのでこれでセットアップは完了です。
これであなたもDynamicsユーザー
以上がセットアップ手順になります。
Salesforceと違って、Office365をコアとした合体技で巨大組織を作っていくため、ユニット単位で設定する必要も出たりしてちょっと手順が複雑ですね。
それ故のDynamicsの良さを生かせる機能もたくさんあるので、じゃんじゃん使いこなしていきましょう!
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